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理系大学生のフェルミ推定①「日本にコンビニは何店舗あるか?」

フェルミ推定①コンビニは日本に何店舗あるか?

こんにちは、らいかです。就活でフェルミ推定・ケース面接をすることになったので、実際に行ったフェルミ推定についての思考過程とその反省を行っていきます。

今日はその第一回目なので生暖かい目でご覧いただけると幸いです。

フェルミ推定について詳しい方はぜひアドバイスください!!

目次

日本にコンビニは何店舗存在するか?の思考過程と反省

あまりにも字が汚いですがお許しください。10分程度で取り組みました。

青と緑は後から書き込んだもの。

まず、私がどのように考えたのかを記述していきます

①前提確認

ここは特に難しいことはありません。

いま求めたいものは「日本にあるコンビニの数」です。

前提確認では範囲と定義を確認します。範囲は日本全土で、定義はコンビニでよいでしょう。函館にハセガワストアとかありますが、あれはコンビニなのだろうか?ということまでは考えなくても大丈夫です。

②アプローチ設定

アプローチは主に人口から考える方法や面積から考える方法がぱっと思いつきます。

コンビニは十分な売り上げがないと撤退するのが一般的だと思うので、ここではコンビニに何人訪れるかということに着目して考えることにしました。

まず、1か月あたりの累計何人の人がコンビニを訪れるかを計算します。(これを①とする)次に1店舗に1か月あたり累計何人が訪れるか計算します。(これを②とします)

日本全体で月に累計①人がコンビニを訪れる÷1店舗当たり月②人がコンビニにくるという式からコンビニの数が求められます。

①=日本人口×月にコンビニを訪れる人の割合×月に何度コンビニを訪れるか
②=1時間当たりの訪問者数×24×30

なぜ、ひと月あたりにしたのか??1日あたりならもっと楽なのにと今になって思います。

③モデル化

今回、モデル化が全然できていませんでした。
ざっくり以下のような設定を行いました。

  • 日本人口=1億2000万人
  • 月にコンビニを訪れる人の割合=80%
  • 月に何度コンビニを訪れるか=8回
  • 1時間当たりの訪問者数=50回

月にコンビニを訪れる人の割合ですが、ここは直感です。
月に何度コンビニを訪れるかも直感です。
この2つは年代ごとにモデル化して考えてもよかったかもしれません。

一番、よくなかったのは1時間当たりの訪問者数を50人と仮定したことです。客単価を300円として日に30万以上売り上げるので妥当かなと考えていましたが、全然妥当じゃなかったです。

1時間当たりの訪問者=3600÷(レジの台数×1人あたりの接客時間(s)×レジ稼働率)と要素分解できました。

レジ台数を2台、1人あたりの接客時間を30秒、レジ稼働率を50%と設定すると1時間あたり120人が訪れることになります。ここをミスしなければ現実的な値がでてきました。くやしー

コンビニの日の平均売上高は50万円~60万円になるそうです。

無人レジや印刷機・ATMも頭をよぎりましたがそこまで考えなくても良いでしょう。

④計算と現実性の検討

計算の結果、コンビニは12.8万店舗となりました。だいたい938人あたり1店舗という計算になり、ちょっと多いかなって感じですね。

正解は5万7594店舗でした。

1時間当たりの訪問者を要素分解できていれば、分母が2.4倍になり、計算結果も5.3万店舗になるのでかなり近い値になります。

あと結果論ですが、1月あたりとしたことで月にコンビニを訪れる人の割合や月に何度コンビニを訪れるかという指標で大きなズレを生まず済んだかなと思います。

反省と感想

今回はお題が簡単だったといいうのもありますが、初めてにしてはよくできたかなと思います。

あとあまりしない頭の使い方をするのでとても楽しかったですね。

ちなみに思考方法は現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノートを参考にしております。まだ、数ページ読んだ程度ですが、かなりわかりやすいのでフェルミ推定に興味がある方は手に取ってみましょう。

毎日投稿はできないですが、週に2回程度はフェルミ推定についての反省記事を出したいと思います。

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この記事を書いた人

2002年5月生まれ。北海道出身。北海道大学理学部B3。小説、アニメ・マンガ、映画、鉱物、惑星、ウイスキーが好きです。

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